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迷走神経の回復と鍼灸施術
こんにちは 今回は 第10脳神経 迷走神経についてのお話。 Ⅰ嗅神経 Ⅱ視神経 Ⅲ動眼神経 Ⅳ滑車神経 Ⅴ三叉神経 Ⅵ外転神経 Ⅶ顔面神経 Ⅷ内耳神経 Ⅸ舌咽神経 Ⅹ迷走神経 Ⅺ副神経 Ⅻ舌下神経 迷走神経はほぼすべての臓器と脳を結んでいる神経線維の束で,心拍数や血圧の上昇,胃痛,不快感,免疫系の過剰な活動,さらには腸内細菌からの警告を検出するのに寄与している。トラブルを感知すると,心拍を安定させ,胃を落ち着かせ,免疫系を抑制して,体調を落ち着かせる。 と日経サイエンスに記載されています。 そこで、鍼灸施術で迷走神経を刺激することはできないかと思い 調べたところ、下記のものがありました。 医学的・解剖学的な視点から、 迷走神経を効率的に刺激するためのターゲットとなる経穴は、主に耳介部と頸部に集中しています。 迷走神経は第Ⅹ脳神経であり、 その求心性線維(体性感覚枝)が体表の特定の部位に分布しているため、 そこを物理的に刺激することで中枢へ信号を送ることが可能です。 耳介 迷走神経の唯一の体性感覚枝である「迷走神経耳枝(アーノルド神経)」は、耳の特
4月20日読了時間: 3分


PMS(月経前症候群)に対するサポーティブケア鍼灸施術
こんにちは うさき鍼灸治療院です。 今回は PMSのお話。 さまざまな困った症状を呈するPMSですが、 鍼灸施術では以下のような効果が示唆されています。 システマティック・レビューおよびメタ解析において、 〇症状改善の有効性:鍼治療は、偽針(プラセボ)や未治療群と比較して、PMSの総合的な症状スコアを有意に減少させることが示されています。 〇薬物療法との併用:低用量ピルや抗うつ薬(SSRI)などの標準的な治療に鍼灸を組み合わせることで、単独療法よりも高い改善率を示す傾向があります。 〇生活の質:身体的な痛みだけでなく、精神的な健康感や社会活動への意欲といったQOL指標の改善も報告されています。 想定される生理学的メカニズム 鍼刺激が以下のルートを通じて作用していると考えられています。 ◇β-エンドルフィンの放出:鍼刺激が中枢神経系を介してβ-エンドルフィンのなどの放出を促します。これがPMS特有のイライラや抑うつを和らげ、痛みを感じにくくする効果をもたらします。 ◇セロトニンなどの調節:PMSの精神症状にはセロトニンの低下が関与しているとされます
4月12日読了時間: 2分


リウマチと鍼灸施術サポーティブケア
こんにちは すっかり春めいてきましたね。 今回はリウマチのお話。 関節リウマチに対する鍼灸施術の有効性については、 近年、お薬などの化学療法を補完する「統合医療」のひとつとして、 その科学的根拠が蓄積されつつあります。 最新の臨床試験(2025年発表など)では、 標準治療に鍼灸を併用することで、 以下の項目に有意な改善が見られることが報告されています。 〇痛みの軽減(除痛効果) : 視覚的アナログスケールによる評価で、指や膝などの関節痛が有意に軽減することが示されています。 これは、鍼刺激が脳内エンドルフィンの分泌を促すためと考えられています。 〇炎症の抑制:血液検査における炎症反応の低下が確認されるケースがあります。 最新の研究では、鍼刺激が免疫系に関わる特定の経路(JAK/STAT経路など)に作用し、 全身的な免疫バランスを整える可能性が示唆されています。 〇朝のこわばりの短縮:リウマチ特有の症状である「朝のこわばり」の持続時間を短縮し、関節の可動域を広げるサポートをします。 〇生活の質の向上:痛みによるストレスや不眠、抑うつ状態の改善など、
4月6日読了時間: 2分


側弯症と鍼灸施術サポーティブケア
こんにちは 今回は側弯症に対する鍼灸施術介入と有効性についてです。 側弯症そのもの(骨格の変形)を鍼灸施術だけで完全に直線化することは困難です。 「QOLの向上」および 「進行の抑制」において重要な役割を果たします。 ☆ 疼痛緩和と筋緊張の改善 側弯に伴う背部痛や腰痛に対し、高い鎮痛効果を発揮します。 アプローチ: 凹側の短縮した深層筋(回旋筋、多裂筋、腰方形筋など)への刺鍼により、過緊張を緩解させます。 目的: 筋バランスの不均衡を整え、変形に伴う痛みを軽減します。 ☆ 自律神経系および呼吸機能への影響 中等度以上の側弯では、胸郭の変形により肺の拡張が制限されることがあります。 アプローチ: 肋間部や背部一行(夾脊穴)への施術。 目的: 胸郭の可動性を維持し、呼吸を楽にするほか、脊柱周囲の血流を改善して自律神経の安定を図ります。 ☆心理的サポート 特に思春期の患者にとって、装具療法や外見上の変化は大きなストレスとなります。鍼灸によるリラクゼーション効果は、精神的なケアとしても有効です。 臨床上の留意点 鍼灸師として介入する際は、以下の視
4月5日読了時間: 2分


側弯症について
こんにちは 今回は 側弯症について 側弯症には 構築性側弯:椎体の器質的変化(回旋や変形)を伴い、自力での矯正が困難なもの。 機能性側弯: 姿勢、骨盤傾斜、痛み(坐骨神経痛性側弯など)による一時的な変形。 があります。 解剖学的な変化 椎体の回旋:凸側に椎体が回旋し、肋骨もそれに伴い後方へ突出します。 筋肉バランスの破綻:弯曲の凸側では筋肉が引き伸ばされて伸張性収縮を強いられ、凹側では筋肉が短縮して筋スパズムが生じます。 進行リスク: 成長期に進行しやすく、Cobb角が25°〜30°を超えると装具療法の適応、40°〜50°を超えると手術検討の対象となります。 以上です。 常に、疲れやすい、痛みがあるなどQOLに大きな影響を与える側弯症。 次のセンテンスでは、鍼灸施術でどのような助けになるかを見ていきたいと思います。
4月3日読了時間: 1分
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