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PMS(月経前症候群)に対するサポーティブケア鍼灸施術

こんにちは

うさき鍼灸治療院です。


今回は

PMSのお話。

さまざまな困った症状を呈するPMSですが、

鍼灸施術では以下のような効果が示唆されています。


システマティック・レビューおよびメタ解析において、

〇症状改善の有効性:鍼治療は、偽針(プラセボ)や未治療群と比較して、PMSの総合的な症状スコアを有意に減少させることが示されています。


〇薬物療法との併用:低用量ピルや抗うつ薬(SSRI)などの標準的な治療に鍼灸を組み合わせることで、単独療法よりも高い改善率を示す傾向があります。


〇生活の質:身体的な痛みだけでなく、精神的な健康感や社会活動への意欲といったQOL指標の改善も報告されています。


想定される生理学的メカニズム

鍼刺激が以下のルートを通じて作用していると考えられています。


◇β-エンドルフィンの放出:鍼刺激が中枢神経系を介してβ-エンドルフィンのなどの放出を促します。これがPMS特有のイライラや抑うつを和らげ、痛みを感じにくくする効果をもたらします。


◇セロトニンなどの調節:PMSの精神症状にはセロトニンの低下が関与しているとされますが、鍼刺激が血中や脳内のセロトニン濃度を調節し、情緒不安定さを緩和させる可能性が研究されています。


◇視床下部-下垂体-性腺軸への影響:鍼刺激がホルモンバランスを制御するHPG軸に作用し、性ホルモンの急激な変動に対する感受性を緩和したり、プロラクチン値の過剰な上昇を抑制したりする可能性が指摘されています。


◇骨盤腔内の血流改善: 腹部や腰部への刺激が体性-内臓反射を引き起こし、卵巣や子宮周辺の血流を促進することで、下腹部痛や腰痛などの身体症状を軽減させます。


■医学的視点での留意点

エビデンスの質:肯定的なデータは多いものの、鍼灸研究は「盲検化(プラセボとの区別)」が難しいため、研究デザインの質にバラつきがあることは共通の認識です。

副作用の少なさ:医薬品に見られるような全身性の副作用(吐き気、血栓症のリスクなど)が極めて少ないため、薬物療法が困難な症例に対する安全な選択肢として評価されています。


以上です。

ぜひ日常のしんどさの中に

サポーティブケアとして鍼灸施術取り入れてみては

いかがでしょうか。


 
 
 

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