前立腺肥大とサポーティブケア鍼灸施術
- kalawinka
- 11月22日
- 読了時間: 1分
更新日:11月23日
こんにちは!!
すっかり寒くなりましたね。
師走も目前。
今回は前立腺肥大のお話。
前立腺は解剖学の視点からでは、尿道を取り囲む構造になってます。
前立腺の中を尿道が通っているため、
ここが加齢とともに肥大してしまうと排尿トラブルが起きやすくなります。
そしてそれは尿道を圧迫することで起こります。
おもな症状は、出にくい(尿閉)・近い(頻尿)・残る(残尿)です。
原因はさまざま、ホルモンバランス・平滑筋緊張・自律神経の偏りなどといわれています。
鍼灸の有用性については、
科学的な視点からいえば
「症状の緩和には役に立つ可能性はあるが、
肥大そのものを縮小させる明確な証拠は弱い。」とされています。
臨床現場では鍼灸施術介入により
☆「尿の勢いが改善した」
☆「夜間頻尿が減った」という報告が上がっています。
筋緊張や自律神経のアンバランスさが排尿困難を引き起こしている場合、
鍼灸施術はそれら生理学的に良い作用をおこすことは考え得ることです。
なので医学的には、
「症状の緩和に寄与する可能性のある補完療法」となります。








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