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【動脈硬化症】血管を健やかな状態で維持するための継続的な鍼灸施術介入の可能性について


こんにちは

今回は鍼灸施術の継続的な可能性についてのお話です。


継続的な代替医療を受けているかたの方が、

そうでないかたよりも、健康寿命が長いと言われていますが、

なかなかエビデンスレベルの高い文献がそろっていないという課題があります。


しかしながら、糖尿病や高血圧、動脈硬化症などの病態と、

鍼灸施術のベネフィットは、合致する部分が多く、

鍼灸施術介入のタイミングと医療連携、

クライアント様ご本人の疾病との向き合い方で、

重症化させない、疾病をコントロールできる

生き方があるのではないかとわたしは考えます。


鍼灸施術介入が動脈硬化予防に間接的なベネフィットを獲得できる可能性のある理由

☆自律神経の調整。鍼灸施術は交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、血圧や心拍数を安定させる作用があります。高血圧は動脈硬化の危険因子のひとつですので、そのコントロールに役立つ可能性があります。

☆ストレスの緩和。慢性的なストレスは血管ダメージに関与します。鍼灸施術介入によってストレス軽減や痛みコントロールのホルモン分泌などが見込めるため、生活習慣の改善の一助になれる可能性があります。

☆炎症の抑制。動脈硬化症は慢性炎症疾患とも考えられており、鍼灸施術介入によって、炎症マーカー(CRP値など)が低下するという報告もあります。

☆代謝や血流の改善。鍼灸施術介入は末梢血流や代謝を促進する作用があるため、血管の健康維持に約立つとする見解もあります。


大前提として!!

鍼灸施術介入は補完的医療であり、第一選択肢治療法ではありません。

医療機関受診を必ず行って頂き、標準治療を受けてください。

食事コントロール

禁煙

定期的な運動

適正体重の維持

血圧・血糖コレステロール値の管理。など

必ず行うようにしてください。


以上

簡単ではありますが、

今後も鍼灸療法の発展に貢献しつつ、

クライアント様の生活に少しでも役に立てるよう、

毎日を積み重ねていきたいと思います。


参考文献

・鍼灸と血圧の改善:Zhao et al.(2015,JAMA Internal Medicine)エビデンスレベル1B

・鍼灸とCRP・炎症マーカーの変化:Li, M. et al.(2013,Chinese Journal of integrative Medicine)エビデンスレベル2B

 
 
 

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その際、医師の同意書が必要です。

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腰痛症・頚椎捻挫後遺症。

その他、医師が鍼灸施術を

必要と判断したもの。

また

カウンセリング中や施術中に、施術者が鍼灸治療に適さないと判断した場合、医療機関受診を受けて頂いてから鍼灸治療に移行した方が最善と判断した場合、施術を中断させて頂くことがあります。こちらはご予約頂いた際にご了承を得たものと判断させて頂きます。

​どうぞよろしくお願いいたします。

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