老化を司るアミノ酸
身体を作るための必須アミノ酸の中で、
老化において、
直接的
間接的に
関わっているアミノ酸が存在します。
アミノ酸は
「単体で若返りをもたらす夢の物質」というよりも、
「過剰だと老化シグナルを促し、制限すると寿命を延ばすアミノ酸」
「体内での抗酸化・細胞修復を助けるアミノ酸」
という対照的なアプローチで研究が進められています。
アンチエイジング研究では、
特定のアミノ酸の「摂りすぎないこと」が長寿遺伝子やオートファジーを活性化させることが分かっています。
メチオニン(必須アミノ酸)
強力な抗酸化物質グルタチオンの材料になる一方、
食事中のメチオニンを適度に制限する「メチオニン制限」が、
さまざまな生物モデルで寿命を延ばし、細胞の酸化ストレスを低減することが研究されています。
分岐鎖アミノ酸 / BCAA(ロイシン・イソロイシン・バリン:必須アミノ酸)
筋肉の合成に不可欠ですが、細胞の成長・増殖をコントロールするセンサーである mTORを強烈に刺激します。
mTORが常に過剰に活性化しているとオートファジーが抑制され、老化が進行しやすくなると考えられています。
前回では認知症の予防に必要なアミノ酸の紹介で出たロイシンですが、
摂取しすぎもまた、リスクになることが示唆されています。
ほどほどの適量を心がけたいものです。




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