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糖尿病diabetesに鍼灸施術は適応か否か

更新日:5月30日

こんにちは

2023年、日本において二型糖尿病患者363万人といわれています。

2023年の日本総人口は1億2435万人。

日本人全体からすると約3%です。


表題の

糖尿病diabetesに鍼灸施術は適応か否か


答え=補助的な役割としては適応、医師の診断に基づくことが前提になります。


エビデンスに基づく鍼灸施術が糖尿病に与える可能性のある効果

◯血糖値の調整への寄与。

(一部、足のツボには血糖値を下げる効果を持つ可能性が示唆されています。)

(ただ、経口血糖降下薬の代替になるレベルではない。)

◯自律神経調整。

(インスリン感受性の改善の可能性)

メタアナリシスによると、鍼灸施術にてインスリンシグナル伝達経路IRS-1,PI3K,AKT,GLUT4,ミトコンドリアAMPK経路(AMPK,SIRT1,PGC-1α)を活性化し、インスリン抵抗性の改善、糖質代謝の正常化に寄与する可能性が示されました。

◯合併症の緩和。

(糖尿病性神経障害によるしびれや痛みに対して、鍼灸施術が鎮痛・改善に効果を示すことが複数の研究で報告されています。)

(ただ、糖尿病性足病変には注意が必要で、直接の施術は禁忌となる場合があります。)


注意点としては

●血糖コントロール不良の患者には慎重な対応が必要。

●施術者は感染症リスクを常に念頭において施術しなければならない。

●糖尿病性潰瘍や壊疽のある部位への施術は禁忌。

●主治医との連携が不可欠である。


以上、簡単ではありますが、

今後も鍼灸療法の発展に貢献しつつ、

糖尿病クライアント様の今後の生活に少しでもお役に立てられるよう

毎日を積み重ねていきたいと思います。


 
 
 

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その他、医師が鍼灸施術を

必要と判断したもの。

また

カウンセリング中や施術中に、施術者が鍼灸治療に適さないと判断した場合、医療機関受診を受けて頂いてから鍼灸治療に移行した方が最善と判断した場合、施術を中断させて頂くことがあります。こちらはご予約頂いた際にご了承を得たものと判断させて頂きます。

​どうぞよろしくお願いいたします。

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