灸療法のサポーティブ・ケアへの可能性

当院では、筋肉の緊張緩和や、不安、不眠などのお困り事にクルミ灸という灸療法を使うことがあります。このクルミ灸は、もぐさを焚くため匂いが出るものの治療効果が期待できます。そこで灸療法のご紹介をさせてください。

Q

お灸はがんに効くのか？

A

がん自体を治療する科学的根拠は2025春時点で、示されてません。

がん治療の基本は、手術・抗がん剤・放射線療法・免疫療法が主です。

では灸療法ではなにができるのか。

＝

がん関連の痛みの緩和、

（化学療法後の）吐き気、嘔吐の軽減、

睡眠障害、不安感、うつ症状の軽減に対して効果がある可能性が示されています。

「表題にあるサポート役です」

海外では例えば、米国国立がん研究所(NCI)にて

鍼灸療法ががん治療中の副作用緩和に役立つ補完医療として認められています。

このように、灸療法は、

がんを消滅させたり、小さくしたりする科学的根拠はないが、

がんを消滅させたり、小さくしたりする治療法の際におけるサポートを行うことができます。

今後も経済、医療や介護の分野で様々なクライアント様のお役に立てられるよう、

私達の領域の範囲内で頑張っていきたいと考えてます。