潰瘍性大腸炎の鍼灸施術介入
- kalawinka
- 6月6日
- 読了時間: 1分

こんにちは
今回は指定難病でもある潰瘍性大腸炎です。
患者さんの数は約14万人。
大腸の粘膜に炎症が生じ、
びらんや潰瘍ができる慢性疾患です。
症状は
★下痢
★血便
★腹痛
★発熱、体重減少も時々みられる。
悪化と寛解を繰り返すのが特徴。
鍼灸施術介入が潰瘍性大腸炎に与える可能性のある効果としては
☆免疫調整作用
TNF-α・IL-6・IL-1βなどサイトカインのバランスを調整し、
炎症の軽減を促す可能性が報告されています。
☆腸管運動の調整
☆ストレス軽減
またドイツ、
中国の臨床研究
(Wong2020ランダム化比較試験メタアナリシス、中等品質エビデンス)
では、薬物療法との併用で鍼灸治療を行った群が、
症状の改善率や再燃率の低下を示したとの報告があります。
また鍼灸施術が適応となる状況
慢性期(寛解期)
寛解維持を目的とし補助療法。
化学療法との併用。
原則適応外
⚫急性期、強い炎症がある・出血がある時。
以上です。
簡単ではありますが、
今後も鍼灸療法の発展に貢献しつつ、
クライアント様の生活に少しでも役に立てるよう、
毎日を積み重ねていきたいと思います。
ความคิดเห็น