帯状疱疹と後神経痛と鍼灸施術介入
- kalawinka
- 6月8日
- 読了時間: 2分

こんにちは
今回は帯状疱疹Herpes Zosterの話
帯状疱疹は水痘ウィルスにより起こる病気です。
水痘ウィルスは水ぼうそうの原因となるウィルスでもあります。
普段は免疫により抑えられて症状は表に出ませんが、
加齢や疲れなどで免疫が弱まると、
ウィルスが活動しだし、発症します。
また、皮疹が治癒した後も、
まれに合併症として帯状疱疹後神経痛を発症することがあります。
この状態の時、鍼灸施術介入が適応となる段階といわれています。
⚫帯状疱疹急性期(皮疹や痛みが出ている時)
こちらは原則、単独で鍼灸施術介入をすることはありません。
最優先するべきは抗ウィルス薬の内服です。
ただし、医師の許可があり、
局所や皮疹部を避けて関連筋群への介入で
痛みの緩和や体力回復の補助として使われるケースもあります。
使われるケースとしては
◯痛みのため睡眠不足の場合、
灸などの温熱療法でクライアント様を傾眠に導くことができます。
◯低周波鍼通電には、鎮痛を促す効果が示唆されています。
◯頭部や手先足先の鍼は、自律神経を調整することが示されています。
以上です。
簡単ではありますが、
今後も鍼灸療法の発展に貢献しつつ、
クライアント様の生活に少しでも役に立てるよう、
毎日を積み重ねていきたいと思います。
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