お灸の起源
- kalawinka
- 5月8日
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本日はお灸の話。
代表的なものは中国から発症し、鍼灸師が学ぶ「黄帝内経」(東洋医学概論)紀元前2000年以上前から紀元前3世紀頃に成立された書物にその記載があります。
日本では「日本書紀」720年奈良時代にその記載があります。
記載には、百済の僧、及び医博士と記載されているため現在の朝鮮半島から医術、灸が伝わったとされています。
「或いは火を以て疾を焼く」
と表現されているとおり、現在の代替医療の温熱療法とは少し異なり、ワイルドな治療方法だったのではないかと想像できます。
また、江戸時代には徳川家康が好んで灸療法を受けていたといわれています。
現在では、科学的な研究が進み、冷え性・不妊・自律神経失調症・がんの補完医療などへの応用がみられます。
またシステマティックレヴューに留まりますが医学的研究も進められています。
・Moxibustion for Pain Relief : A Systematic Review and Meta Analysis of Randomized Controlled Trials.
灸療法が痛みの軽減に有効であることが示されているシステマティックレヴュー。
・Effects of Moxibustion on Immune Function : A Systematic Review.
灸療法が免疫機能に与える影響についての研究をまとめたシステマティックレヴュー。
The Influence of Moxibustion on Autonomic Nervous System : A Review.
灸療法が自律神経系に与える影響についての研究をまとめたシステマティックレヴュー。
今後も灸療法の発展に貢献しつつ、
クライアント様のお役に立てるよう、毎日を積み重ねていきたいと思います。
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